ガールズバー開業の事業計画書サンプル

1. 企業概要

1.1 事業名: ガールズバー「Ikebukuro Princess」
1.2 所在地: 東京都豊島区池袋
1.3 設立日: 2023年6月1日

2. 事業内容

2.1 サービス概要
2.1.1 カウンター席12席のガールズバー
2.1.2 営業時間: 19:00~24:00
2.1.3 定休日: 月曜日
2.1.4 料金: 1時間3,000円

3. 市場分析

3.1 業界概要
3.1.1 ガールズバー業界は都内を中心に拡大しており、多様な業態が存在する。池袋エリアは新宿や渋谷に次ぐ繁華街であり、飲食店やエンターテイメント施設が集まるエリアであるため、ガールズバーの需要が高いと考えられる。

3.1.2 コロナ禍による外出自粛や休業要請が緩和されるにつれ、人々が外出を楽しむ機会が増え、飲食業界にリバウンド需要が見込まれる。特にガールズバーはコミュニケーションが重視されるため、人々のコミュニケーションニーズが高まる中で需要が伸びると考えられる。


3.2 競合他社分析
3.2.1 池袋エリアには、大小様々なガールズバーが複数存在する。競合店舗は、料金設定や営業時間、サービス内容などで差別化を図っている。当店の位置付けは、リーズナブルで気軽に利用できるガールズバーとして、競合他社と差別化を図る。

3.2.2 競合他社との差別化を図るため、以下の要素を強化する。
1) オリジナルカクテルや地元産品の活用
2) フレンドリーで親しみやすいスタッフ
3) 地域に根ざしたイベントやコラボ企画
4) SNSを活用した集客


3.3 ターゲット市場
3.3.1 ターゲット市場は主に以下の2つに分けられる。
1) 池袋周辺で働く男性・女性: オフィス街や商業施設が集まるため、仕事帰りや買い物帰りに立ち寄りやすい場所に位置する。「Ikebukuro Princess」は気軽に利用できる価格設定と居心地の良さをアピールし、ターゲットにアプローチする。
2) 観光客や地元の住民: 池袋は観光客が多く訪れるスポットでもあり、地元の住民も多く生活するエリアである。観光客に対しては、SNSや口コミでの情報発信を強化し、観光名所やホテル周辺にチラシやポスターを設置してアピールする。地元の住民に対しては、地域密着型のイベントやコラボ企画を実施し、地域のニーズに応えるサービスを提供することで、リピーターを獲得する。


3.4 潜在顧客分析
3.4.1 年齢層: 20代後半から40代までの幅広い年齢層をターゲットとする。特に働く世代は仕事帰りに気軽に利用できる場所を求めており、「Ikebukuro Princess」はそのニーズに応えることができる。

3.4.2 性別: 主に男性客をターゲットとするが、女性客にも対応できるようなメニューや内装を用意し、幅広い顧客層を取り込む。女性向けのイベントや特典を設定することで、女性客の来店も促進する。

3.4.3 趣味・嗜好: 飲み物や会話を楽しむことが好きな人々をターゲットとする。オリジナルカクテルや地元産品を取り入れたメニューで、飲み物に興味がある顧客を引き付ける。また、フレンドリーなスタッフがいることで、会話を楽しむことができる空間を提供する。


3.5 需要予測
3.5.1 顧客動向やターゲット市場の分析から、池袋エリアでのガールズバー需要は高いと判断できる。営業時間内に平均的に2回転を見込むとし、1回あたりの顧客数は12人と想定する。営業日数は週6日のため、週間の顧客数は約144人(12席×2回転×12人×6日)と予測される。月間の顧客数は約576人(144人×4週間)となり、売上予測は月間1,728,000円(3,000円×576人)と見積もられます。これに、オプションやフードメニューなどの売上を加えることで、総売上はさらに向上することが期待できます。


3.6 市場ニーズへの対応
3.6.1 価格競争力: 1時間3,000円のリーズナブルな価格設定で、競合他店との価格競争に勝ることができる。また、学生や若年層には割引サービスを提供することで、幅広い顧客層にアプローチする。

3.6.2 サービス品質: スタッフの教育や研修を徹底し、親しみやすく丁寧なサービスを提供することで、顧客満足度を高める。また、清潔で快適な店内空間を提供し、リピーター獲得に努める。

3.6.3 地域密着型戦略: 地元の食材を使ったメニューや地域のイベントに参加することで、地域に根ざしたガールズバーとして認知されるよう努める。地域住民や観光客にもアピールすることで、集客力を向上させる。


以上の市場分析を踏まえ、ガールズバー「Ikebukuro Princess」は、池袋エリアで競争力を持つことができると考えられます。ターゲット市場や潜在顧客のニーズに応えるサービスを提供し、継続的な成長を目指します。市場動向に柔軟に対応し、適切な戦略を立てることで、事業の成功に繋げることができるでしょう。

4. 3カ年収支計画

以下に、ガールズバー「Ikebukuro Princess」の3カ年収支計画を示します。
売上成長率は年間10%と想定し、固定費と変動費は年間5%ずつ増加するものとします。

年度別収支計画 (単位: 円)
【第1年度】
売上高: 1,728,000 × 12 = 20,736,000
固定費: 6,000,000 (家賃、光熱費、電話代、インターネット代など)
変動費: 10,800,000 (人件費、原材料費、広告宣伝費など)
利益: 20,736,000 - (6,000,000 + 10,800,000) = 3,936,000

【第2年度】
売上高: 20,736,000 × 1.10 = 22,809,600
固定費: 6,000,000 × 1.05 = 6,300,000
変動費: 10,800,000 × 1.05 = 11,340,000
利益: 22,809,600 - (6,300,000 + 11,340,000) = 5,169,600

【第3年度】
売上高: 22,809,600 × 1.10 = 25,090,560
固定費: 6,300,000 × 1.05 = 6,615,000
変動費: 11,340,000 × 1.05 = 11,907,000
利益: 25,090,560 - (6,615,000 + 11,907,000) = 6,568,560

3カ年間での収支計画により、売上高は順調に増加し、利益も向上していくことが見込まれます。これにより、事業の成長と安定的な運営が可能となります。
ただし、市場状況や競合状況に応じて計画を適宜見直すことが重要です。
また、コスト削減や効率化を図ることで、利益率をさらに向上させることができます。

5. SWOT分析

7.1 Strength(強み)
7.1.1 独自のオリジナルカクテルや地元産品の活用
7.1.2 アットホームな雰囲気とフレンドリーなスタッフ

7.2 Weakness(弱み)
7.2.1 競合他店との差別化の困難さ
7.2.2 店舗規模が小さいため、集客数に限界がある

7.3 Opportunity(機会)
7.3.1 コロナ禍後のリバウンド需要
7.3.2 SNSを活用した集客の拡大

7.4 Threat(脅威)
7.4.1 競合他店の新規参入や業態変更
7.4.2 新型ウイルスや自然災害による業績への影響

6. まとめ

本事業計画では、池袋にカウンター席12席のガールズバー「Ikebukuro Princess」を開業することを提案します。
1時間3,000円の料金設定で、営業時間は19時から24時まで、定休日は月曜日とします。

市場分析を通じて、競合他社との差別化が重要であることが明らかとなりました。
そのため、オリジナルカクテルや地元産品の活用、アットホームな雰囲気とフレンドリーなスタッフを強みとして売り出します。

また、SNSを活用した集客や地域密着型のイベント・コラボ企画を実施することで、新規顧客の獲得を目指します。

さらに、リピーター向けの特典プログラムや安心の衛生管理を提供することで、顧客満足度を高め、継続的な利益を上げることができると考えられます。

経営管理においては、適切な人材の採用・教育や財務管理、法令遵守を徹底し、安定した経営基盤を築きます。

また、成長戦略として、売上拡大や店舗展開を視野に入れ、将来的な事業拡大を目指します。SWOT分析を通じて、強みと機会を活かし、弱みと脅威に対処することで、事業の成長を促進できると考えます。

KPIを設定し、定期的な評価と改善を行うことで、業績の向上を図ります。本事業計画に基づき、ガールズバー「Ikebukuro Princess」は池袋エリアで競争力を持ち、成功への道筋が見えると考えられます。
事業開始から継続的に成長を遂げ、地域の皆様に愛されるお店を目指します。

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