無料の事業計画書サンプルと作成例ビジネスプラン.jp

1. はじめに

本計画書は、自己資金200万円と日本政策金融公庫からの800万円の融資を活用して、池袋駅周辺に新規カフェを開業するためのビジネスプランです。

高校生や大学生をメインターゲットとして、流行のフードやドリンクを提供することを特徴としています。
席数は20席、平均客単価は1,200円とし、利益率30%を目標とします。

2. 目的

・地域の学生をターゲットにしたカフェを開業し、地域の需要に応えること
・高品質なフードやドリンクを提供し、顧客の満足度を高めること
・顧客のニーズに合わせた多様なメニューを提供し、リピート率を向上させること
・利益率30%を目標とし、経営の安定を図ること

3. 市場分析

・池袋駅周辺には多くの学生が集まり、カフェ需要が高い
・競合店は多いが、顧客のニーズに応えた多様なメニューを提供することで差別化を図ることができる
・流行のフードやドリンクを提供することで、顧客の注目を集めることができる

4. 商品・サービス

・フードメニュー：ハンバーガー、サンドイッチ、パスタ、サラダ、スイーツなど
・ドリンクメニュー：コーヒー、紅茶、フレッシュジュース、スムージー、アルコール類など
・提供スタイル：店内での飲食、テイクアウト、デリバリー
・店内設備：Wi-Fi、電源、トイレ、禁煙席

5. 販売戦略

・SNSを活用したマーケティング：インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなどを活用して、新商品の宣伝やキャンペーンを行う
・店舗内装：明るく清潔感のある店内にし、おしゃれな空間を提供することで、顧客の満足度を高める
・イベント開催：音楽ライブやワークショップなど、地域の学生が興味を持ちそうなイベントを開催することで、集客力を高める
・割引キャンペーン：学生限定の割引キャンペーンを実施することで、学生層からの支持を集める

6. カフェのターゲットペルソナ

名前：山田 由美子（やまだ ゆみこ）
年齢：19歳
性別：女性
学校：都内の大学に通う1年生
趣味：カフェ巡り、写真、映画鑑賞
収入：アルバイトで月15万円ほど稼いでいる
価値観：おしゃれで流行に敏感、友達との時間を大切にする
問題意識：勉強やバイトで忙しく、自分の時間が取れないことが多い

自分に合った場所で、リラックスして過ごすこと山田さんは、大学生として忙しく、自分の時間がなかなか取れないことが多いため、カフェ巡りをして自分の時間を大切にしています。
流行に敏感でおしゃれなことから、新しいフードやドリンクにも興味を持っています。
また、友達と一緒に過ごすことが多いため、カフェで集まることが多いです。
自分に合った場所で、リラックスして過ごすことが大切だと考えています。

このようなターゲットペルソナに合わせて、おしゃれで居心地の良いカフェを提供することが求められます。

7. 資金計画

・事業開始前に必要な資金
　- 開業資金：1,000万円
　- 事業計画書作成費用：50万円
　- 広告費：100万円
　- その他諸費用：50万円
　合計：1,200万円・資金調達
　- 自己資金：200万円
　- 融資：800万円
　合計：1,000万円

8. 人材計画

・オーナー兼マネージャー：1名
　- カフェの経営・運営全般を担当する
・アルバイトスタッフ：5名
　- フード・ドリンクの調理や提供を担当する
　- レジ業務や店内清掃なども担当する

9. 経営計画

・売上高目標：1年目：2,400万円、2年目：3,000万円、3年目：3,600万円
・利益目標：1年目：600万円、2年目：900万円、3年目：1,080万円
・利益率目標：1年目：25%、2年目：30%、3年目：30%

10. スケジュール

・事業開始前
　- 事業計画書の作成：1ヶ月
　- 資金調達：1ヶ月
　- 店舗のリノベーション：2ヶ月

・事業開始後
　- 店舗の運営：365日
　- マーケティング活動：継続的に実施

11. 1～5年の収支計画

【前提条件】
・開業時期：2023年4月
・開業資金：1,000万円
・自己資金：200万円
・融資：800万円（利率2.0%、返済期間10年）
・席数：20席
・平均客単価：1,200円
・日平均客数：70人
・年間営業日数：365日
・利益率目標：1年目：25%、2年目以降：30%

【1年目（2023年）】
【売上】
・年間売上高：3,402万円（70人×1,200円×365日）

【経費】
・材料費：800万円（23.5%）
・人件費：840万円（24.7%）
・家賃・共益費：480万円（14.1%）
・水道光熱費：100万円（2.9%）
・広告宣伝費：100万円（2.9%）
・その他経費：60万円（1.8%）
・支出合計：2,380万円

【利益】
・利益額：1,022万円
・利益率：30%


【2年目（2024年）】
【売上】
・年間売上高：4,270万円（70人×1,200円×365日×1.25%）

【経費】
・材料費：1,008万円（23.5%）
・人件費：924万円（21.6%）
・家賃・共益費：540万円（12.6%）
・水道光熱費：110万円（2.6%）
・広告宣伝費：120万円（2.8%）
・その他経費：70万円（1.6%）
・支出合計：2,772万円

【利益】
・利益額：1,498万円
・利益率：35%


【3年目（2025年）】
【売上】
・年間売上高：5,138万円（70人×1,200円×365日×1.30%）

【経費】
・材料費：1,208万円（23.5%）
・人件費：1,008万円（19.6%）
・家賃・共益費：600万円（11.7%）
・水道光熱費：120万円（2.3%）
・広告宣伝費：150万円（2.9%）
・その他経費：80万円（1.6%）
・支出合計：3,166万円

【利益】
・利益額：1,972万円・利益率：38%


【4年目（2026年）】
【売上】
・年間売上高：5,872万円（70人×1,200円×365日×1.35%）

【経費】
・材料費：1,378万円（23.5%）
・人件費：1,092万円（18.6%）
・家賃・共益費：660万円（11.2%）
・水道光熱費：130万円（2.2%）
・広告宣伝費：180万円（3.1%）
・その他経費：90万円（1.5%）
・支出合計：3,530万円

【利益】
・利益額：2,342万円
・利益率：40%


【5年目（2027年）】
【売上】
・年間売上高：6,606万円（70人×1,200円×365日×1.40%）

【経費】
・材料費：1,548万円（23.5%）
・人件費：1,176万円（17.8%）
・家賃・共益費：720万円（10.9%）
・水道光熱費：140万円（2.1%）
・広告宣伝費：210万円（3.2%）
・その他経費：100万円（1.5%）
・支出合計：3,894万円

【利益】
・利益額：2,711万円
・利益率：41%

以上が、カフェの1～5年の収支計画の一例です。
前提条件に沿って、平均客単価や利益率目標を設定し、年々利益が増加するように計画を立てました。ただし、実際の経営状況によって異なる場合がありますので、慎重な検討が必要です。


以上が、カフェの新規開業に向けた事業計画書の一例です。
顧客のニーズに合わせた多様なメニュー提供やイベント開催など、顧客満足度を高める施策を実施することで、競合店との差別化を図り、経営の安定化を図ります。
また、利益率目標を設定することで、収益性の向上を図ります。